稀勢の里 寛


概要

初土俵から負け越し無しのまま18歳で入幕。一時期幕内下位で伸び悩んでいましたが平成17年9月場所に12勝して敢闘賞を受賞して以降は上位に定着。このまま一気に大関取りかという雰囲気も生まれましたが、同じ相手に何度も工夫なく負けるという欠点が修正できず、三役と平幕上位を往復する状況が続いています。

取り口

もともとは押し相撲でしたが現在は左四つからの相撲が多くなっています。しかし、押し相撲でも右からのおっつけは強力です。相撲の取り口はあまり幅があるとは言えず、組んでも投げ技などを見せることはあまりありません。

全盛期とその成績

これから来る、と信じたい。

弱点と対策

左筈、右おっつけから左を差しての左四つを得意としていますが、左を差すのが早いのに比べると右上手を取るのが遅いので、左四つに組んで先に右上手を取って寄る戦法は有力です。また腰高なので距離を置きながらしぶとく押し上げる取り口も有効です。

得意な相手

 朝青龍 関脇以下の力士で朝青龍を脅かすことが出来る数少ない力士でした。
豊ノ島 体格で上回る稀勢の里は多少苦しいカタチでも右の上手を取ることができるため有利なようです。
普天王 同じ左四つなので稀勢の里としては取りやすいようです。
雅山 雅山の突っ張りも重いですが、最近は下半身の安定感で上回る稀勢の里が雅山に引かせて押し出す相撲が多いようです。

苦手な相手

把瑠都 左四つがっぷりからの力負けがほとんど。長引いて胸が合うと稀勢の里は苦しいので、2本差すか一気の押しで勝負をつけたいところです。
琴奨菊 重心の差を突かれて懐にもぐられてがぶられることが多いので、立会いに右を固めて浅く右上手を引き付け、胸を合わせる展開に持ち込みたいところです。
旭天鵬 四つ相撲では旭天鵬に分があるので、稀勢の里としては廻しを与えずに押し込むか、左四つで自分だけが上手を取る展開に持ち込み、突き落としを警戒しながら慎重に寄る取り口が望まれます。

日本人の最有力大関候補だとは思いますが、複数いる苦手力士を克服しない限り、大関はおそらく望めないでしょう。

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