反省会


「あ〜あ、今日も負けちゃったねえ……」
「あ、う、うん……」
日もだいぶ傾いてきた秋の日の午後。この所スマブラでの成績が振るわないアイスクライマーの2人は、テーブルを挟んで顔を突き合わせ、反省会を開いていた。どうして自分たちは勝てないのか分析し、明日の勝利へとつなげるためだ。
ポポは壁にもたれかかりながら気だるそうに「どうして勝てないんだと思う?」と尋ね、ポポの前で座布団に腰を下ろしているナナはそれにつれない空返事をする。負け込んでいるためか、部屋の雰囲気はあまりよくなかった(険悪というわけでもないが)。
ポポはそんなナナを見て「ちゃんと考えてよ〜」と足をじたばたと動かして頬を膨らます。ナナはそれでも空返事を返す。
ナナが空返事を返したのは、別に考える気がないからではない。勝負に負け続けて落ち込んでいるわけでもない。それどころではないほど、強い尿意を感じているからだ。じわじわと身を襲い続ける尿意に、彼女は今懸命に耐えている。
「ん……」
ナナはポポに気がつかれないように、そっとうめき声を漏らす。早くこの反省会を終わらせたいと考えている彼女は、頭をフルに回転させて懸命に勝てなかった原因を探ろうとするが、強烈な尿意が思考を阻む。トイレに行かせてと頼めばよさそうなものだが、元来気の弱い彼女はそれができない。そんなわけで今もナナはけなげに容赦なく己を攻め続ける尿意と戦い続けている。
「ちょっとナナ、大丈夫?」
ポポはそんなナナの不自然な態度を見て訝しがる。ナナの様子がおかしいことはポポも気がついていたが、その原因が尿意だなんてことは、ポポは考えもしない。ただ不自然にそわそわくねくねと体をよじるナナを見て、首を傾げるだけだ。
「あ、うん……」
ナナは相変わらずトイレに行きたいと言い出せず、小さな体をせわしなくもじもじと動かしながら懸命に尿意と戦う。手はそれとなく股のあたりに置き、腹部に圧力をかけないように体は反らし気味に。
そんな工夫をしながら何とか絶え続けるナナを見て、ポポはナナが反省会に乗り気ではないのではないかと疑いだす。
「ねー、ナナ、ちゃんと聞く気ある?もしかして疲れてるの?」
「あ、ち、違うよ……」
「じゃあそわそわしないでちゃんと考えてよ」
「ご、ごめんなさい……」
「ん、分かってくれればいいよ。今日のぼく、どうだった?」
「あ、うん、ちょっとなんていうか、その、動きが悪かったかな、と思う……」
「そっか、じゃあ今度からはもっと先を読んで動くようにするね、でもナナもさ……」
ナナの尿意がほんの一瞬だけ治まり、二人は反省会を再開する。しかしすぐにナナの体は先ほどよりももっと強烈な、脳天まで突き刺すような尿意に襲われ、暑くもないのにナナの額から脂汗が滴り落ちる。そんなナナの様子を見て、ポポポは何かナナが隠し事でもしてるのではないかと疑いだす。
「ねえナナ、やっぱりおかしいよ。すごい汗かいてる……何か不安なことでもあるの?」
「な、なんでもないったら……」
「うそだよ、目、泳いでるもん。何か隠し事している証拠だよ」
「ち、ちがっ……」
「いいから、遠慮しないで、ほら、むぎゅーっと……」
「……っ!」
ナナの気分が不安定になっていると勘違いをしたポポは、立ち上がると後ろからナナをそっと抱きしめる。いつもナナが苦しくなったときはポポはこうしてナナに好きなだけ甘えさせているのだが、今日のナナにはそんなことをする余裕はまったくない。ただでさえ強烈な尿意と戦っているところに体を触れられ、新たな刺激を加えられたナナは、ついに下着を少し濡らしてしまう。ナナは急いで足をぴったりと閉じ、堤防の決壊をすんでのところで防ぐ。
「……はんっ、ポポ、離してよぅ……」
「ホントに大丈夫?何か不安なことがあるなら、言ってもいいんだよ?」
「ホントになんでもないよ、それより早く反省会を終わらせないと……」
「ほんとに?」
「ほんとだよ……」
顔を紅潮させながら視線をそらして答えるナナ。そのそっけなくも見える態度とほんのり赤らんだ顔が、図らずもポポの心に火をつけてしまう。
「ナナ、今日、なんかかわいいね」
「えっ……?」
ポポはナナをやさしく後ろに押し倒し、ナナの太ももの内側をいとおしむようになでる。ナナの体にほんのりと快感が走り、尿意とない交ぜになって襲い掛かる。まだ一度もいわゆる男女の関係を持ったことはない二人だが、このような体を触りあう遊びはたまにしていただけあって、ポポは手馴れた手つきでナナの体を刺激する。
「あ、ん、や、やめて……」
「ナナ……」
「……ん、や、やめ……」
ナナの口から甘い吐息が漏れる。それがまたポポの加虐心をくすぐり、ポポは内股を愛撫していた手をナナの秘部へと移動させる。
「……っ!」
決壊寸前の堤防に刺激を加えられ、びくりと体を跳ね上げるナナ。このまま身に降りかかる快感と尿意にしたがってしまおうかと一瞬思ったナナだったが、すんでのところでその気持ちを押し返し、自らをうっとりとした表情でもてあそんでいたポポの手を払いのける。
「ポ、ポポ、やめてよっ!」
「……あ、ごめん、ナナ、くすぐったかった?」
「ち、違うの、そうじゃくて、あの、トイレ行きたいのっ……」
「え、トイレ?おしっこ?」
「そうなの、お願い、早く行かせて……」
もはや恥も外聞もなく、大事な部分を両手で必死に押さえながら懇願するナナ。そんなナナを上から下まで呆けたように見渡したポポは、微笑んでこう言い渡す。
「だめ。あと一時間我慢して」
「えっ、な、なんで、無理だよ、そんな……」
「反省会の前にトイレに言っておかなかった君が悪いんだよ」
「だ、だって、さっきは行きたくなかったんだもん……」
「言い訳禁止。あと1時間正座して我慢したら、行かせてあげる」
「そんなぁ……」
なんどもなんども、必死で懇願するナナ。しかし先ほど加虐心をナナに刺激されてしまったポポはそんなナナの願いには耳を傾けない。ポポの死刑宣告ともいえる命令にナナはけなげにも従い、身を捩じらせ目を潤ませながら懸命に尿意と戦う。
「さ、反省会の続きだよ」
「う、うぅ……」
座布団の上に正座し、腹式呼吸をしたり、体をゆすったりして何とか尿意をそらそうとするナナ。しかしそんな戦いにナナの小さな体が1時間も耐えられるはずはない。限界を突破したナナの大事な部分から勢い良く水が溢れ出し、ナナのズボンを色濃く染めていく。
「あ、あ……」
「あーあ、がまんできなかったね」
ナナの周囲に水溜りができ、ナナの心は絶望に落ちていく……


「はっ……」
明かりのまったくない真っ暗な部屋で意識を取り戻したナナ。彼女はモヤがかかった頭で現状を把握し、あたりを見渡す。隣ではポポが布団に包まり、すやすやと寝息を立てている。
「今のは……夢?」
ナナはほっとして胸をなでおろす。よかった。さっきのは全部夢だったんだ。そう思って体を起こそうとしたところで、ナナは背中がびっしょりと濡れていることに気がつく。
背中だけではない。お尻の下も腿の当たりも同じようにぐっしょりと濡れている。
(あ……おねしょ、しちゃった。どうしよ、もうずっとしてなかったのに……)
ナナの顔が青ざめる。おねしょなんてするのはもう5〜6年ぶりぐらいだ。ナナがどうやってごまかそうかと思案していると、隣で眠っていた何も知らないポポが眠たい目をこすりながら身を起こした。ポポはまだ半分寝ぼけたまま、ナナに話しかける。
「ナナ、朝だよ、起きて」
「え、あ、うん……」
ポポはナナの布団を引っぺがそうとナナの体の上にまたがり、掛け布団を引っ張りあげる。ナナは慌てて掛け布団を引っ張り返し、なんとか布団の染みを隠そうとする。
「ま、まだ眠いよ……」
「だめだよ、もう九時だよ、起きて!」
「や、だめっ!」
ポポはナナの気持ちも理解せず、豪快に布団を引き剥がす。ナナのぐっしょりと濡れたズボンと上着があらわになる。染みはナナの背中の辺りからひざの辺りまで満遍なく広がっている。ナナは口をパクパクさせてうまい言い訳をしようとするが、寝起きの頭でそんなものが思いつくはずもない。ポポも困惑している。
「あ……あ、あの……」
「あ、ナナ……やっちゃった?」
「うん……ごめんなさい……」
「ううん、いいんだよ。昨日の夜ちゃんとトイレにいったのにおねしょしちゃったのなら、仕方ないよ」
「うん……」
ポポの励ましにナナは力なくうなずき……何かを思い出したかのようにあっと息を呑む。
「ん、どしたの、ナナ?」
「私、昨日の夜トイレいってないや……」
ナナが申し訳なさそうに言うと、ポポは眉を心なしか吊り上げて顔を曇らせる。
「え?なんだ、そうだったの、ダメだよナナ、ちゃんと寝る前にはトイレに行かなきゃ」
「ごめんなさい……」
「……」
「……」
気まずい沈黙が流れる。ナナはうまい言い訳が見つからずしどろもどろになり、ポポは何かを思案するように腕組みをしてうんうんとうなっている。やがて何かを思いついたポポは、珍しくいやらしい笑みを浮かべるとナナにこう命じた。
「ナナ、手を頭の後ろにおいてごらん」
「え、なんで?」
「いいから」
「うん……こう?」
ナナはポポに言われるがままに両手を頭の後ろに沿える。それを見たポポは満足げにうなづくと、ナナの正面に腰を下ろして躊躇なく濡れたナナのズボンを下ろした。ナナの下着があらわになり、ナナは赤面して慌てて両手でそれを隠そうとする。
「ちょ、ちょっと、何するの!」
「あ、だめだよ、頭から手はなしちゃ」
「だ、だって急にポポが脱がせるから……」
「うん、トイレに行かないでおねしょしちゃったお仕置きを今からするんだよ」
「へ、お仕置き?」
「そうだよ」
「で、でも、ポポ君も周りの人も昔はおねしょしてもおこらなかったのに……」
「それは寝る前にトイレにきちんと行っていたからだよ。ちゃんとトイレに行ったのにおねしょしちゃったときは怒らないけど、トイレに行くのをサボったときおねしょしちゃった時はちゃんと叱らなきゃね」
「そ、そんな……」
「じゃあ聞くけど、今回おねしょしちゃったのは誰が悪いの?」
「……それは、私だけど」
「じゃ、お仕置きね」
「……はい」
ナナは従順に手を頭の後ろに添えなおす。ポポはそれを確認すると、ナナの濡れて所々黄色いしみができている白い下着に手を添えて下に引っ張る。ナナの濡れた秘部が白日の下にさらされ、ナナは恥ずかしさのあまり耳まで真赤になる。ナナの太ももは薄く濡れており、水が足元へと滴る。ポポはナナの秘部を軽く指でつつく。
「ここがおねしょしちゃったんだね」
「あうぅ……」
ナナはその場で地団駄を踏む。ポポはその反応を見てくすりと笑う。
「じゃ、お尻をたたくから、ぼくのひざの上においで」
「……はい」
ナナは素直に、ポポのひざの上に腹ばいになる。ポポはナナの白くて小さな尻を、なんども平手で打ち据える。ナナははじめは歯を食いしばってただひたすらに耐えていたものの、やがて痛みに耐え切れなくなってポポのひざの上でじたばたと暴れだす。
「や、もうやだ、ごめんなさい!」
「まだまだ、ちゃんと反省できるまでお仕置きは終わらないよ?あんまり暴れると、恥ずかしいところが見えちゃうよ?」
「や、やあぁ……」
やがてナナの色白なお尻がまんべんなくほんのりと赤く染まったころ、ようやくポポは手を止める。ナナは痛むお尻を涙目でさすり、なんどもポポのひざの上でごめんなさいと謝る。ポポはもういいよ、良く頑張ったねといい、ナナを抱きしめる。
「ごめんなさい、ポポ……」
「うん、もういいよ、後片付けは自分でできるね?」
「はい……」
ナナは痛むお尻を丸出しにしたまま、濡れた服と布団の処理にかかった。ポポはその様子を、満足げに笑顔で眺めていた。


「おはよ、ナナ、今日はどう?」
「あ、うん、ポポ、またおねしょしちゃった……」
「ん、わかった」
あの日以来、ナナはおねしょがぶり返してしまったらしく、時々布団を濡らすようになってしまった。さすがに毎日というわけではないけれども、週に2回か3回はやっている。
「じゃあ、またお仕置きしなくちゃね。今週何回目のおねしょだっけ?」
「えっと、3回目……」
「昨日はトイレに行った?」
「行ってません……」
「じゃ、30回叩くからね」
アレ以来ポポはナナが前日にトイレに行かないでおねしょするたびにナナのお尻を叩くようになった。きちんと反省できるようにと、ナナが自ら持ちかけたのだ。はじめのうちはトイレに行かなかったときだけお仕置きをしていたのだが、ナナが叩かれるのを望んでいるのか、あるときからいくらポポが聞いても「前日の夜にはトイレに行っていない」と答えるので、実質的にナナがおねしょした日の次の日には必ずお仕置きが行われていた。叩く回数はおねしょした回数の10倍と、二人で話し合って決めた。

ナナはいつものようにポポのひざの上に腹ばいになる。ポポはぬれたズボンと白い下着……といっても、ナナがおねしょしたせいで薄黄色になってしまったが――をひざまで下ろして、ナナのお尻をあらわにさせる。ナナのお尻は相変わらず色白で透き通るようだったが、ポポが10回も手を振り下ろすと次第に赤みを帯びてくる。
「ごめんなさい、もうしません!許して!」
ナナはポポの平手が小さなお尻を捕らえるたびに両足をじたばたさせて、毎回同じような反省の言葉を口にする。もちろんポポはそんなものには耳を貸さず、「もうしませんは聞き飽きたよ」といいながらしっかりと30回ナナのお尻を叩き切る。
決められた回数叩き終わるとナナは目に涙を浮かべながら、しかしどこかちょっと恍惚とした表情でポポの膝から降り、下半身裸のまま部屋の片隅で立って反省する。はじめのうちはポポもナナがかわいそうでできるだけ弱く叩いていたのだが、自ら下半身裸での反省を求めた上に、股間をおねしょとは別の何かで濡らしているナナを見てからは遠慮なくお尻を叩けるようになった。

ナナは時折何か物欲しげにポポのほうをちらちら見ながら、大事な部分をさらけ出してもじもじと体をくねらせながら反省の言葉を口にする。ポポはそんなナナの秘部に時折目線を下げつつ、大して中身のない説教をする。反省の時間が終わるとナナはシャワーを浴びて服を着替え、何事もなかったかのようにポポと一緒に食事を取る。ただし時折もじもじとお尻をさすりながら。

ポポたちの暮らしはあのときのおねしょ以来すっかり変わってしまった。しかしポポはアレでよかったのだと思う。ナナも幸せそうだし、自分自身も幸せなのだから。

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