延長戦


「あ、ああん、ん……ぅ」
「う、ナナっ……」
ココは極寒の地、アイシクルマウンテンの麓の小さな家。家の中では小さな影が二つ、闇夜の中で激しく揺れていた。彼らのシルエットはしばらく上下にゆれた後、やがて重なり合うように崩れ落ちた。二人だけの熱い時間が、今まさに終わったのだ。
「ふ、ふぅ〜……」
「んん……」
絶頂に達した興奮が収まり、いくらか頭の中もやがいくらか取れた二人は、互いをしばらく見つめあい、やがてどちらからともなく笑いあった。
「ふふふ……」
「ふふ……」
二人はしばし至福の時間をすごす。誰も挟まない自分たちだけの時間を、二人は心ゆくまで楽しんだ。
「ナナ、疲れた?」
「ううん、大丈夫だよ」
「そう……いっぱい汗かいたね」
「そうだね」
「お風呂、入ろうか」
「うん、そうだね」
二人はあられもない格好のまま立ち上がると、手をつないでお風呂場へと向かった。

「ポポ、背中流してあげる」
「うん、ありがとう」
世の一般的なお風呂と比べて多少余裕があるものの、極ありきたりなお風呂場で、二人は身を寄せ合いながら体を洗っていた。小柄な二人にはこれでも十分な広さなのだが、二人はそんなことは気にも留めずに密着しあっている。
「はい、ポポ、終わったよ」
「ありがとう、ナナ。今度は僕がナナの体を洗ってあげるよ」
「ありがとう、ポポ」
ナナが椅子に腰掛け、ポポに背中を向ける。普段防寒着を着ているときはよくわからないが、こうしてみるとナナ体はかなり発育が控えめとはいえ、すっかり女性らしいものになっている。ポポはしばしナナの体に見惚れた後、ナナの背中を洗い始めた。
「〜〜♪」
「よし、終わったよナナ、前向いて」
「え、前は自分で洗うからいいよ……」
「いいからいいから、ほら」
「あっ……」
ポポはナナに半ば無理やり前を向かせると、あまりふくらみのない胸を洗い始めた。
「ん……」
ポポの手が徐々に下に流れ、胸から腹、腹から下腹部へと進み、やがて秘所に到達する。
「あ……」
ナナの口から甘い吐息が、大事な部分からも何かが漏れる。身をよじるナナに、先ほどまでの戦闘ですっかりしょぼくれていたポポの男性自身はすっかり元気を取り戻す。
「あ、っ……ちょ、ちょっとまっ……」
「ほら、ナナ、変な声出さないでよ」
「え、だってぇ……」
「ほら、もう、何感じてるの」
ポポがナナの女の部分を平手で軽く叩く。濡れているのはおそらく、風呂に入っているからだけではない。ナナの体がぴょんと飛び上がる。
「あうっ……な、なんでもないよ……」
「ふ〜ん、そうは見えないけどね」
「ん……」
ポンポンと軽く、ナナの秘所を2度3度と叩く。ナナはそのたびに甘い吐息を漏らす。
「ナナ……さっきの続き、しよっか」
「え、でも、もうあんなにしたのに」
「したくないの?」
「ううん……でも、お風呂場なんかじゃ……」
「別にどこでなにしようが僕らの自由でしょ、ね?」
「……うん、そだね」
「……ふふ、じゃあ、いこっか」
「うん」
先ほどあれだけ満足したはずの二人は、延長戦へと駒を進めた。二人ボッチの延長戦は、夜中まで続いた。

「ごめんねナナ、僕があんなところでやろうとしたから……」
「ポポのせいじゃないよ……くしゅん!」
翌日。やはりというべきか、二人は風邪を引いていた。裸で、しかも濡れた格好のまま盛っていたのだから当然だ。二人は若さゆえの過ちを反省しつつ、震える身体を布団にうずめるのだった。

Tweet


スマブラ小説 R-18 トップに戻る

トップページに戻る