二人の一日 その7


午後8時55分。
ルイージ「よし、始めようか」
サムス「よ〜し、今日こそは負けないわよ!」
席決めの結果、アイスクライマーの下家がサムス、対面がルイージ、上家がファルコンとなった。
観戦者は三人。
ポポとナナの二人が夜までつきあわさせられない&お金を賭けさせられないように監視にきているゼルダ姫、暇を見つけてやってきたミュウツー、それと病院から帰ってきたばかりのDr.マリオ。サイ振りの結果起家はルイージに。
ルイージ「よし、僕が親だね」
東一局。ドラは
サムス(今日こそは……頼む、いい配牌!)
昨日キノピオに完膚なきまで叩きのめされたサムスが祈りながら配牌をとっていく。
サムス(ん…?)
サムス配牌


サムス(来たかっ…!?)
ヤオチュー牌が十種十牌の国士3向聴。さらに初っぱなのツモが
サムス(よしよし……いけるかも……!国士!)
そして5巡目。サムスはを引き国士一向聴。
サムス(おおおっ……!行ける!三年ぶりの役満が………!)
しかしこの局はアイスクライマーも好調。同巡手牌

 ツモ 

凡手ながら5巡で好型の一向聴。七対子にも面子手にも向かえる。
ポポ(う〜ん、どうしよ……ドラを頭に決めて打?それとも素直に浮いてる……ん?)
ポポが長考に入りかけたとき、ポポの腕をナナが引っ張ってきた。
ポポ(ん…?どうしたの?)
ナナは何だか怯えた目をしている。
ナナ(なんかサムスさんが怖い………いい手が来たのかな…?)
ポポ(う〜ん…どうだろ?)
サムス捨て牌

ポポ(う〜ん…国士か…ピンズ清一…?どっちかな…?)
ナナ(わからないけど…多分国士だよ…ピンズの真ん中はわたし達が抱えてるし…)
ポポ(そうだね……)少考の後打
そして次巡。
 ツモ
テンパイ…!
ポポ(おっ、来た…。どうする?)
を切ってのシャボか…?それともを切って七対子か…?
ナナ(うーん…国士無双かもしれないし…はやめといたほうが…)
ポポ(そうだね…じゃあ…6巡目に僕らがをきっているから…で待とっか?)
ナナ(うん…ポポ君がそういうなら…)
アイスクライマー、打単騎に受ける。ただし国士を警戒してリーチはせず。
その後も凄い勢いで中張牌を連打するサムスに注目が集まる。
8巡目サムス、ツモは。無駄ヅモだが焦らずにツモ切り。
サムス捨牌



ファルコン(…まさか国士?)
ポポ(…早く上がってこの局を流さないと…!)
ナナ(……)
サムス(あと一枚〜♪あと一枚〜♪国士国士〜)
しかし10巡目。この状況を一変する出来事が起きる。
ルイージ「…カン…!」

ルイージ、国士の上がり目を消す暗カン。
サムス「えっ!ええっ!」
ポポ「え?どしたの?」
サムス「えっ?あ、な、なんでもないわよ…」
新ドラは
ルイージ「リーチ…!」
リンシャン牌のをツモ切りリーチしたルイージ。
手牌
  

リーチ三暗刻の満貫手。
裏が乗ればハネ満倍満までのびる。アイスクライマーも12巡目にを引き入れ切りで追っかけリーチ。
一方サムスは当然ベタオリ。ファルコンも手が入っていないためこの局はルイージとアイスクライマーの一騎討ち。
この戦いを制したのは……
ポポ「あっ……ごめん、引いた。」
  ツモ
アイスクライマー、高めツモあがり。メンピンツモリャンペーコードラ2。裏は乗らなかったが倍満で4000-8000。

持ち点
アイスクライマー42000 ファルコン21000 サムス21000 ルイージ16000

東二局。ドラ。この局はファルコンが仕掛ける。
わずか三巡で二鳴き。
ファルコン鳴き  (チー)  (チー)
ファルコン捨牌


ポポ(混一かチャンタか…?どちらにしろまあそんなに高くなさそうだ…)
 ツモ
ポポ(四五六の三色か…………)
ここは素直に打。そして11巡目。
 ツモ
テンパイ…!
ポポ(よしっ…!を切って4面待ちだ…!)
を切ろうとしたポポの手をナナが掴む。
ナナ(待って……!)
ポポ(えっ……?何?どしたの…?)
ナナ(その……は危ないと思うの………)
ポポ(え〜?そうかな……ファルコンさんはソーズの染め手かチャンタだし…あとの二人はまだ動きがないし………)
ナナ(でも……ファルコンさんのあの鳴きは……ゴニョゴニョで……ゴニョゴニョかも)
ポポ(う〜ん……じゃあナナちゃんを信じるよ……)結局打。ダマでカン待ち。
ナナ(間違ってたらごめんね…何だか自信なくなってきちゃった…)
ポポ(いや、二人で考えて決めたんだことだから…間違ってたらしょうがないよ……)

そして向かえた岐路。13巡目。
サムス手牌
ツモ 
サムス(やった…!)
切りで一通ピンフのテンパイ。リーチをかければ満貫。大きく出遅れているサムスにとっては願ってもないチャンスだ。
サムス「リー…」
ポポ「あ…」
ファルコン「それだ!」
サムス「え…?」
  (チー)  (チー)

一通ドラ三の満貫。
サムス「えー!?そんなのあり!?」
ファルコン「戦いなんだからなんでもありだよ」
サムス「はあ…」
ポポ(うわ…ホントにナナちゃんの読み通りだった…なんていうか…さすが……)
ナナ(そんな…たまたま運が良かっただけだよ………)
上家優先ルールにより上がりは逃したものの、放銃を避けきった。
ファルコンはこの上がりで勢い付く。

持ち点
アイスクライマー42000 ファルコン33000 サムス9000 ルイージ16000


東二局一本場。ドラ。
6巡目。
ファルコン「よし引いた!」
 ツモ
ツモドラ一。2000オールの一本場で2100オール。

この時点での持ち点
アイスクライマー39900 ファルコン39300 サムス6900 ルイージ13900

さらに次局。ドラ
ファルコン「おっと、それだ。そのロン!」
ルイージ「え?」

ファルコン捨牌



タンピン河底の5800。2本場も入れて6400。
ルイージ「うわあ……形聴に色気なんか出すんじゃなかった…」

持ち点 アイスクライマー39900 ファルコン45700 サムス6900 ルイージ7500

次局はサムスが安手をツモあがったが、東3局はサムスがファルコンに打ち込み、ファルコンが終始場をリードしたままオーラス(東風戦なので東四局)を迎えた。

この時点で持ち点は アイスクライマー38600 ファルコン49200 サムス6000 ルイージ6200 。
しかしこの後事件が起こる。

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