二人の一日 その4


午後3時。
ポポ「おっ、3時だ、おやつにしよう!」
ポポはそういうと戸棚のなかをあさり始めた。
ポポ「なにがあるかな〜…」
ナナ「あ、ポポ君…あの…」
ポポ「ん?なあに?」
ナナ「私ね…きのういろいろお菓子作ったんだけど…よかったらそれ一緒に食べない?」
ナナが少しうつむきながらたずねた。
ポポ「え…ホントに?やったあ!ナナちゃんの作るお菓子ってどれもおいしいんだよね〜」
ポポがうれしそうに答える。
ナナ「そ…そう?ありがとう…」
そう答えるナナの顔もうれしそうだ。
…水を差すようで悪いが、ここでひとつ質問がある。
二人の一日(その三)で14を通っただろうか?
通ったならへ。そうでなければ(または読んでいないなら)へ。




…ピーチ「あら、いい匂いがするわね…このクッキー、ナナちゃんが作ったの?おいしそうに焼けてるわね」
ナナ「あっ…はい……あの…さっきはどうもありがとうございました……」
ナナはきまりが悪そうに言った。
ピーチ「あら、いいのよ、気にしないで…汚れちゃった服は洗濯しといたからね」
ナナ「すいません……それで…あのお礼に…よかったら…一緒におやつを…」
ピーチ「あら、いいの?じゃあキノピオもよんでいいかしら?」
ナナ「あっ、はい、ぜひ…」
ピーチ「じゃ、ちょっと待っててちょうだい、すぐ呼んでくるから…」
ポポ「じゃあその間に僕がお茶煎れてくるから、ナナちゃんは先に座って待ってて」
ナナ「あ、お茶なら私がいれるから…」
ポポが困ったような笑顔で答える。
ポポ「そんな気を使わないでいいから先に座っててよ、ね?……それに、いつもは僕がナナちゃんにお茶入れてもらってるんだし……たまにはいいでしょ?」
ナナ「そう…じゃあお願いしちゃおっかなぁ…」
へ。




…ポポ「それじゃ僕、何か飲みもの煎れてくるね…何飲む?」
ナナ「えっとね…う〜ん…じゃあ、紅茶がいいな…」
ポポ「OK、入れてくるね〜」
そこに寝起きのキノピオが、少し眠そうな顔をしながら現れた。
キノピオ「あ…おやつですか…?」
ナナ「あっ、はい…キノピオさんもよかったら一緒におやつにしません?」
キノピオ「えっ、いいんですか?じゃあ姫様も呼んで…」
ナナ「あっ、そうしましょう、人が多い方が楽しいですし…」
ポポ「おまたせ〜…あれ…キノピオさん起きたの?」
キノピオが苦笑しながら答える。
キノピオ「はい…っていうか、こんな時間に熟睡なんて無理ですよ…ところで僕もいっしょにおやつにしていいですか?」
ポポ「あ、うん、もちろん!」
キノピオ「じゃあ、ちょっと待っててください、今お呼びしてきます」
へ。




ピーチ「あら…このクッキー、上手に焼けてるわね…私が作るやつよりもおいしいわ」
ナナ「そ…そう?ありがとうございます…キノピオさんはどうですか?」
キノピオ「しっとりしてて甘さも控え目で…すごくおいしいです」
ナナ「ホント?ありがとうございます……」
ナナがはにかみながら答える。
ピーチ「まったく…ポポ君も若くしていいお嫁さん見つけたわね……料理は上手だしやさしいし……大事にしなさいよ」
ポポ「えへへ……」ポポは照れ笑いを浮かべながら、あいまいに答える。
ナナも同じような照れ笑いを浮かべている。
ピーチ「あなたも早くいい人見つけなさいよ」
ピーチが突然キノピオに話題を振る。
キノピオ「は、はい……………がんばります…………」
キノピオは自信なさ気だ。
こんな会話をしながら、四人は楽しいひと時を過ごした。
そして午後4時半。ここから二人は一時的に(午後6時の夕食まで)別行動をとることになる。
続く。

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