二人の一日 その2


11時30分。
ポポ「………ふぅ。」
男湯にはポポひとり。
ポポ「…退屈だなあ……誰か来ないかなぁ……」






ここで誰ががやって来ると思った人は甘い。




と言うのは嘘で、…この文を読んで「やっぱりか…」と思った人が本当に甘い。ひとりで間を持たせる技量は作者にはないのだ。


キノピオ「あれ…?こんな時間にお風呂ですか?」何故かこんな時間にお風呂に入ってきたキノピオが訪ねてきた。
ポポ「ちょっと汗かいちゃったからね…キノピオさんこそこんな時間にどしたの?」
キノピオ「いや…実はこれから寝るところなんです…昨日はサムスさんがしつこくて…」
ポポ「へえ…大変だったね…キノピオさん?もしもし?」
…ゴポポポ…ぶくくく…
ポポ「ねえ、聞いて…うわっ、お風呂で寝ちゃダメ!起きて!」
キノピオ「…ぶほっ!ゴヘッ…ゲホッ…うえっ………あっ、ありがとうございました…はぁ…」
ポポ「大丈夫!?危ないから早く出たほうがいいよ?」
キノピオ「はい…おやすみなさい…」
ポポ「気を付けてね〜!」

10分後。

ポポ「……ふぅ…そろそろ出るかな…」
ポポがお風呂から上がって着替えていると、先にお風呂から上がっていたナナが、彼女にしては大きな声で呼び掛けてきた。
ナナ「ポポくーん!ちょっと来て!」
ポポ「どしたの?」
ナナ「えっと…キノピオさんが…」
ポポ「……?」
ポポがナナの声のした方にかけていくと、キノピオが廊下で寝ていた。ナナはどうしたらいいのか分からないらしくおろおろとしている。
ナナ「あっ…ポポ君…キノピオさんが…どうしよう…」
ポポ「あーあー…しょうがないなー…」
ナナ「なんだろう……貧血でも起こしたのかな…?」
ポポ「違う違う、寝てるだけだから心配ないよ」
ナナ「そう…ならよかった…でもなんでこんなところで?」
ポポ「……まあ、キノピオさんもいろいろ大変だから…」
ナナ「そう…(なんのことだろ?)」

午後1時。昼食。二人は向かい合ってフォックスの作ったスパゲッティを食べている。

ナナ「キノピオさん大丈夫かな…」ナナが不安げにポポに訪ねる。
ポポ「大丈夫だよ、寝不足なだけだから…サムスさんに深夜まで麻雀に付き合わされてたらしいよ…」
ナナ「へぇ〜…いい迷惑だね…」
サムス「呼んだ?」
ポポ「あ、い、いやっ、なんでもないよっ!ねえ、ナナちゃん!」
ナナ「え、ええ、はい、別に…」
サムス「本当に〜?」
サムスがナナの顔を覗きこむ。ナナは思わず目をそらした。
ナナ(ううう…何話してたかバレちゃいそう…)

この窮地を救ったのはゼルダだった。

ゼルダ「この席に座ってもいいかしら?」
ゼルダがナナの隣の席を指差しながら訪ねる。
ナナ「あ、うん、どうぞ…」
ゼルダ「何の話をしてたの?」
サムス「え?いえ、なんでもないけど…そうだ、私もこの席座っていい?」
サムスはポポの隣の席を指差しながら訪ねた。
ポポ「あ、うん、いいよ…」
ナナ(助かった…のかな?)
サムス「あら、ナナちゃん、左のほっペにソースがついてるわよ」
ナナ「えっ?ほんと?ティッシュ取って…」
サムス「はい、ど〜ぞ♪全く子供みたいなんだから…って子供だったわね」
ポポがボソリと呟く。
ポポ「そういうサムスさんこそ鼻の頭にソースが着いてる…」
サムス「え?ほんと!?やだもう…」
ゼルダ「ふふふ…」

15分後。
ポポ&ナナ&サムス&ゼルダ「ごちそうさまでしたー!」

続く

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