1-19

1

君が洞窟の奥へと歩を進めるにつれて、差し込んでくる日の光は徐々に薄れていった。洞窟の両壁にはたいまつがともされているため、何も見えなくなるということはないが、眼が慣れるまでには少々時間がかかる。やがて眼が暗闇に順応すると、君は周囲にクモやらウジやらといった小さな虫がたくさんいることに気が付く。やつらは君の姿を見るや否や、すぐさま洞窟の壁の裂け目に身を隠す。君はかまわずに洞窟の奥へと歩を進める。210へ。

2

君は白い箱を拾い上げ、ためしに二、三度振ってみるが、音は全く鳴らない。君は慎重にふたを開けるが、中身は空っぽだった。君はため息を一つ吐き、空箱を放り捨てて西の扉に手をかける。258へ。

3

君は黒エルフから離れて、北へと進む。しばらく歩くとT字路に突き当たる。通路は今君が来た南と、東と西に伸びている。北側の壁には青い矢印がかかれており、その先は西側を向いている。君は矢印に従い西へ行くか(59へ)、それとも無視して東へ行くか(305へ)?

4

君の選んだ鍵は鍵穴をぴったり満たす。君は鍵を回し、扉を開けて先に進む。128へ。

5

君は矢印を無視して東へと進む。しばらく歩くと鋼でできた扉にぶつかる。扉のノブを回すと扉は容易に開く。君は何かが襲撃してくるかもしれないと剣を構え、慎重に扉の先に身を躍らす。扉の先には東西に細長い部屋があった。部屋の片隅には木製の背の低い本棚が置いてあり、棚には数冊の本が置かれている。また、部屋の北側には金の扉と銀の扉が2枚並んでいる。君は本棚の本を読んでみるか(267へ)、金の扉を試すか(178へ)、銀の扉を試すか(387へ)?

6

君が足を止めても、そいつは臆することなく一定の歩調でかつかつと足音を立てながら、ゆっくりと君のほうへと近づいてくる。だんだんその生き物のシルエットが大きくなり、君はそいつの正体が何なのかを知る――そいつは背格好こそ君とほぼ同じで、君と同じような皮の鎧を着、戦斧を持っているが、肉体がなく体が骨のみで成り立っている。骸骨戦士だ!やつは君の目の前までかたかたと音を立てて歩いてくると、立ち止まってゆっくりと戦斧を振り上げる。君はこの骸骨戦士と剣で戦おうとするか(141へ)、それともなにか持ち物を使うか(320へ)?

7

君は見ず知らずの男に本当の目的を明かさず、口八丁で巧みにごまかす。男は君の話に納得していないようだったが、「まあ、死なないようにしっかりやりたまえ。私は先ほど勝てたが、オーガーには気をつけるようにな」と言って東へと消えていった。君は先へと進む。126へ。

8

次の部屋は何色なんだ?そんなことを考えながら君は扉を開ける。!先ほどまでの部屋と同じように部屋の真ん中には部屋と同じ色、つまり虹色の10センチ四方の箱が落ちている。部屋の西側にはもう見慣れた鋼鉄の扉がある。さて、君は虹色の箱を開けるか(120へ)、それとも西の扉を開けるか(174へ)?

9

君は二匹の洞窟トロールの死体をまさぐる。一方の洞窟トロールの持っていたぼろぼろの皮袋から、手のひらに乗る程度の大きさのなにかの生き物の肉の塊と安っぽい宝石が見つかる。宝石は金貨5枚分の価値があるので、持ち物に加えてもかまわない。肉からは悪臭が漂っている。それでも見つけた肉をここで食べてみるなら362へ。こんな肉は捨てて先に行くなら187へ。

10

君は青銅の扉の先を見渡す。扉の中は1メートル四方の小さな部屋で、中には先ほど君を狙い打った弓矢の弓が置かれているのみだ。どうやら不注意な冒険者をしとめるためだけに作られた部屋らしい。君は青銅の扉を閉める。さて、次は赤銅の扉を試すか(391へ)? 鉄の扉を試すか(94へ)? ただし、一度試した扉には入れない。

11

君は弾む息を整えながら、巨人の死体を見下ろす。巨人の体からは真鍮の鍵と安物の宝石が見つかる。宝石は金貨3枚分の価値しかないが、持って行きたいのならば持って行ってもいい。真鍮の鍵も何に使えるかは不明だが、持って行きたいのならばもって行ってかまわない。君は剣についた血をふき取ってから、先へと進む。20へ。

12

君はザックから緑の瓶を取り出し、それを流し込む。君の胃はすぐに悲鳴を上げる。君が飲んだ液体は猛毒だったのだ。毒針と猛毒の強力な効果に、君の体が耐えられるはずがない。君はしばらくのた打ち回った挙句、洞窟の奥で一人さびしく天に召される。君の冒険は終わった。

13

矢が的に当たった瞬間、君の立っている床の板が抜ける!君は奈落へとたたきつけられ、体がばらばらに砕け散る。君の冒険は終わった。

14

「そうか」彼は笑顔で納得したようにうなづき――「ならば、死ね!」突然君に斬りかかってくる!君はこの男と戦わなければならない。

鎧の男 技術点 7 体力点 10

鎧の男の長剣は非常に強力なので、彼の攻撃が成功するたびに、君は必ず体力点から3を引かなければならない。また、彼の体力点を3以下に減らしたら、相手に降伏を求めてもいい。そうするなら275へ。もちろん通常通り、相手を殺すまで戦い続けてもかまわない。鎧の男を殺したら252へ。

15

君は緑色の箱を拾い上げ、ふたをはずす。箱の中からはもくもくと部屋と同じ緑色の煙が出てくる。君はこの緑の煙を胸いっぱいに吸い込むか(107へ)、それとも煙を避けて急いで西の扉から先に進むか(73へ)?

16

君はもくもくと北へと歩を進める。通路はしんとしているが、まもなく通路の左側、つまり西側に樫の木の板でできた扉があるのを見つける。扉に耳を当てると、扉の中からは人二人の話し声が聞こえる。君はこの扉に入るか(375へ)、それとも無視して先に進むか(170へ)?

17

君は通路を西へと歩く――まもなく通路は北に向かって直角に折れている。曲がり角の西側の壁にはさび付いた鉄の扉がある。扉のさきからはキイキイという動物の鳴き声らしき音が聞こえてくる――君はこの扉を開けるか(333へ)、それとも扉を無視して北へ行くか?(395へ)

18

しばらく待つと君の左腕が徐々に熱を帯びてくる。とはいってもその熱は耐えられないようなものではなく、マッサージを受けた直後のような心地よいものだ。君は熱くなった左腕を振り回してみるか(323へ)、それともそのままにしておくか(284へ)?

19

男が持っていた杖は何の変哲もない樫の木でできた杖だ。ひょっとしたらなんらかの魔法の効果があるのかもしれないが、戦士の君にはそれを理解することができない。君はこの杖を折ってしまうか?折ってしまいたいのならば97へ。もしそのままにしておきたい場合は杖を男の死骸の隣に戻し、370へ戻って他の選択肢を選ぶこと。


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