81-100

81

こんな注意書きはただの脅しだと高をくくり、君は一歩を踏み出す。そのとたん板は真っ二つに割れ、君は奈落に落ちる。君の体は崖下に敷かれた針でずたずたになる。注意書きはただの脅しではなかったのだ。

82

君は赤い液体を注意深く一口飲み込む。たちまち君はとてつもない腹痛に襲われる。君は腹を抑えながら、ほうほうのていでハマーの家から出る。体力点を4減らせ。しばらくすると腹痛は治まり、君は元気を取り戻す。こんな思いはもうこりごりだと思った君は、ハマーの家に一蹴りくれると赤松通りを再び歩き出す。395へ。

83

君が魔法を唱えると、クランバーの顔つきが柔和なものとなる。
「まあなんだね、そんな殺す殺されるなんて物騒な話はやめようじゃないか。さあ、座りなさい」
クランバーが君に部屋の隅においてあったゆったりとした椅子を勧める。君はクランバーの隙をつくため、ここは一旦彼の言うとおりにする。そして君が椅子に腰をかけた瞬間、椅子の背もたれからナイフが飛び出す。君は背中を突かれてのた打ち回る。クランバーが馬鹿にしたようにいう――
「そんな魔法が効くものか、二流の魔法使いが」
意識がだんだん遠くなる。君の冒険もここまでだ。

84

箱の中には良く磨かれた銀貨が1枚入っていた。君は銀貨をザックにしまう。473へ。

85

この魔法を使えば、確かにぐんと力が強くなる。しかし、力が強くなったところで相手が見えなければどうにもならない。君は腕力任せに剣をしっちゃかめっちゃかに振り回すが、君の動きが全て見えているクランバーには何の効果もない。やがて魔法の効果が切れ、君が疲れ始めたところに、クランバーはそっと後ろから忍び寄って、君の背中に短剣を突き刺す。君の冒険もここまでだ。

86

クランバーの今の技術点は9、体力点は18だ。しかし、彼は剣での戦いはあまり好まず、それよりも様々な魔法を駆使して戦う事をよしとする。例えば、今は目から熱線を打つ魔法の準備をしており、そのために目をつぶっているのだ。君は熱線に備えて「粘膜」の呪文を唱えたほうがいいと判断する。166へ。

87

君が魔法を唱えると、たちまち君の体にあふれんばかりのパワーが漲る。今の君にとって檻の鉄格子など、ただのやわらかいゴムと同じだ。君はかんたんに鉄格子を捻じ曲げると、檻から脱出する。そしてカラコルムが先ほど消えていった扉に転がり込む。君がほっと一息つき、魔法の効果も薄れ始めたそのとき、背後で天井が降りきった音がした。まさに間一髪だった。70へ。

88

君の指先から猛毒が発射される。君の猛毒はクランバーを正確に捉える!クランバーは苦しみに我を忘れると、剣を抜いて襲い掛かってくる!

クランバー 技術点 9 体力点8

勝ったら110へ。

89

君はさらに死体の持ち物を探るが、有益なものは何もない。門番の着ている甲冑はサイズが君に合わないし、こいつの持っていた剣は君のものと代わり映えがしない、ごく平凡なものだ。君ががっかりして顔を上げると、君を見下ろしている先ほどの門番と同じ格好をした男と目が合う。この街の兵士だ!周囲を見渡すと、同じような格好をした男8名と先ほどの乞食が、いつのまにか君をぐるりと囲んでいるではないか。君が唖然としていると、乞食が勝ち誇ったように口を開く。
「へへ、だんな。この男が兵士様を殺したんでさぁ。わしはしっかりとこの目で確認したんです、まちげえありません。さ、とっちめてやってくだせえ」
男の一人が君の腕をつかんで立ち上がらせる。君は必死に抵抗するが、たちまち大人数の兵士どもに押さえつけられる。君の目の前で先ほどの乞食が兵士の一人から金貨2枚を受け取り、馬鹿にしたように君を鼻で笑う。君はすぐにこの街の掟に従い、兵士殺しの罪(この街では最も重い罪の1つだ)にふさわしい、おぞましいほど残酷な方法で処刑されるだろう。君の冒険は終わった。

90

扉の先はこの家の厨房だった。厨房ではオークとトロールの交配種である大柄で長い髪を持つ醜い生き物、ドラガーが不器用な手つきで緑色のスープが入った釜を火にかけ、お玉でそれをかき回している。厨房は料理をする場所にしてはいささか広すぎるが、まずまず清潔で設備も整っているようだ。ドラガーは君に気がつくと、近くにあった棍棒を手に取り、
「なんだ、貴様は。泥棒なのか?」
と君に対してあからさまな敵意を向ける。さて、君はどうするか?問答無用で切りかかるなら373へ。何か貢物をして見逃してもらおうとするならば19へ。自分はこの家の主人に招かれてやってきた客人であるとはったりをかますならば43へ。どれも嫌ならば呪文を唱えてもいい。その場合は以下の中から選ぶこと。

読心 321
友好 251
無音 432

91

兵士は君から銀貨1枚を受け取ると、しげしげと眺めてから自分のポケットに仕舞い込む。
「なかなかいいものだな。お前のことはイグール卿に伝えといてやる。ほら、わかったらさっさと去るんだ」
兵士はさっさと行け、と手振りで示す。もったいない事をしたかな、と思いつつ、君は立ち去る。44へ。

92

君はこんな仕掛けはこけおどしに違いないと踏んで、このまま進もうと決心する。結果から言えば、確かに天井から槍は落ちてこなかった。君の読みは当たっていたのだ。しかし、その代わりに扉の少し前の床に、秘密の落とし穴があることまでは読めなかった。君の足元が突然崩れ去る。サイコロを二つ振れ。出た目の合計が君の技術点以下だったならば、君は間一髪のところで飛びのき、クランバーの部屋の扉を開けて転がり込むことができる。443へ。もし出た目の合計が君の技術点より大きかったら、君は奈落にまっさかさま。数十メートル落下した後、底に溜まっている硫酸の海に飛び込んで死亡する。

93

扉の先は、何一つ余計なものがない正方形の部屋だった。部屋の一辺には君が今来た扉とはまた別の扉があり、他には何もないように見える。君が新しい扉に近づこうとしたまさにその瞬間、突然君の頭上から檻が降ってきた。避ける暇もなく、君はあっという間に檻の中に閉じ込められてしまう。どうしようかと思案していると、君が今入ろうとした扉から、トカゲに似ているが皮膚が灰色で、長い尾を持った双頭の生き物、カラコルムが入ってくる。手には短刀を持っている。
「間抜けめ。わが主人クランバーにたてつこうというものは、みんなそういうめに会うのさ」
どうやらこいつがクランバーの従者らしいと君が気づいたその直後、君の頭上の天井から無数のとげが飛び出し、しかもすこしずつ天井が下がり始める!
「お前は今からきっちり3分後に死ぬ――この3分の間に、せいぜい反省するんだな」
カラコルムはそういい残して部屋から出て行ってしまう。天井はゆっくりと下がってくる。この窮地を乗り切るには、魔法を使うしかない。さて、君はどの魔法を唱えるか?

怪力 87
変身 267
無音 298

94

魚は君のいたずらに激怒し、飛びついてきた。魚は小さな身体に似合わぬ強暴な歯で君の手の甲に噛み付く。君は慌てて魚を振りほどく。棒は今の勢いで噴水の中に落ちてしまった。技術点を1減らせ。君は余計な事をしたと後悔する。かんたんに傷の手当をすると、比較的大きな通りに通じる小路を見つけたので、君はそちらに進むことにする。61へ。

95

君が金貨を1枚恵んでやると、乞食はほとんど骨だけとなった薄汚い手でそれを拾い上げ、大事そうにしまいこんだ。君がクランバーについて尋ねると、乞食はにっこりと笑って答えた。
「もちろん、知っていますよ。わしはこの街の影の支配者ですからね。やつは東風通りの赤い屋根の家に住んでいる。間違いないですよ」
君は乞食に礼を述べ、先に進む。437へ。

96

君はきっと何かのワナに違いないと感じ、わざと金貨から距離をとって進む。しかし、これはさすがに考えすぎだ。せっかく金貨をノーリスクで手に入れられるチャンスを逃したので、運点を1減らせ34へ。

97

扉を閉めると、なんと今入ってきたはずの扉が立ち消えて、ただの壁に戻ってしまった。君は驚くが、やがて気を取り直して扉の先を見る。そこは一階にあったのと同じような板張りの廊下だった。廊下は5メートルぐらい先で行き止まりになっているが、その左右には同じような扉が二つある。左の扉を先に試してみたが、こちらは開かなかったので、君は右側の扉を試すことにする。93へ。

98

君はこの行列が何の行列なのかもわからないままに並ぶ。しばらく待たされたのち、君は小屋の中に入る。小屋の中は小ざっぱりとしていてそれなりに綺麗だが、とても狭く息苦しい。君の目の前には背の低い小男が座っている。小男は君に、金貨を3枚払えば君の幸運を祈る歌を歌ってやるという。さて、君は小男に金貨を3枚払い、歌ってもらうか?その場合は230へ。そうでない場合は丁重にお断りして、27へ戻り次の行動を決めること。

99

君が間一髪のところで槍をかわしたのを見て、ハマーは部屋の入り口の扉を固く閉ざしてしまう。君は開門の魔法を使うか(125へ)、それとももう諦めて家を出て、赤松通りを先に行くか(395へ)?

100

君はかまわずに門番の死体をあさり続ける。門番のポケットからは金貨が5枚が見つかった。君はザックに金貨を詰めこむ(その事を記録せよ)。さて、もう十分と思いここを離れるか(11へ)?それとも、さらに収穫を求めて死体あさりを続けるか(89へ)?


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