241-260

241

君は慎重に扉を開き、建物の中に踏み込む。部屋の中は粗末なつくりで、床にはじゅうたんが敷き詰められている。老婆の背後には動物の小骨や杖、銀製の皿など雑多な物が置かれた棚がある。老婆は君に席を進め、君は言われるがままに腰掛ける。
「おまえさんはこの町の人間じゃないようじゃな。いやいや、隠さんでもよい。別にわしはあんたをイグールに差しだしたりはせん。わしはこの町で占い師をしているユリアじゃ。どうじゃ、良かったらおまえさんの未来を占わせてはくれんか?お代は金貨1枚で結構じゃ」
老婆はそういったきり、黙って君を見つめる。さて、君は占ってもらうか(111へ)、それとも丁重に断るか(356へ)?

242

君が男たちに声をかけると、彼らは君も「頭蓋骨蹴球」に参加しないかと誘ってくる。「頭蓋骨蹴球」は文字通り頭蓋骨を蹴り飛ばしてゴールに入れたほうが勝ちという、この街ではポピュラーなスポーツの1つだ。君はこのスポーツに参加するか(134へ)、それとも断って先に進むか(190へ)?

243

君がとどめの一撃を食らわせると、オーガー・ザ・クラッシャーの体がどうっとリングに崩れ落ちる。一瞬の静寂の後、観客たちが君にあらん限りの声を張り上げて賞賛の声を投げかける。リングの外はもはやお祭り騒ぎだ。太った男は君が勝つなどとは思っていなかったらしく、一瞬逡巡するが、すぐに気を取り直して君の腕を取り、新チャンピオンの誕生を高らかに宣言する。太った男は約束どおり、君が望む事を何でもひとつ叶えてやろうという。さて、君は何を望むか?金貨を望むなら165へ。クランバーに関する情報を望むなら303へ。疲れを癒してほしいなら257へ。

244

金貨を1枚渡すと、主人の表情が一変した。主人は金貨を大事そうにポケットにしまう。
「おお、金貨だ。ありがとう。じゃあお礼に、本当の事を教えてあげてあげましょう。やつが本当に住んでいるのは、赤い屋根の家ではなく青い屋根の家なんです。だまして悪かったですね。私は、金貨をはずんでくれる人しか信用しないもので」
君は彼にお礼をいい、そろそろ時間だからと立ち去る。308へ。

245

君はみすぼらしい男の足を剣で切りつける。男は派手に転倒し、君を恨みがましいめで見上げるが、君はなんとも思わない。やがて先ほどのかぶとをかぶった男が君の元まで駆け寄ってくる。
「助かったよ、こいつはさっきも行ったとおりこの街の秩序を乱す殺人犯でね。ほら、これは謝礼だ、とっときな」
君はかぶとの男から金貨5枚と白い液体が入った瓶を手渡される。この瓶の中の液体は体力回復薬だ。この薬を服薬すれば、君は一度だけ体力点を原点まで戻すことができる。薬は戦闘中以外ならいつでも服用できる。もちろん今ここで使ってしまっても良い。君は金貨をザックにしまう。みすぼらしい男が君にあらん限り大声を張り上げて君を呪う言葉を吐いているが、君にはもはや関係のないことだ。みすぼらしい男はかぶとの男に引きずられ、いずこへと消えていく。君はそれを見送ると、時間が惜しいと先へと進む。309へ。

246

君は魔法を唱え、一番近くにいた男の心を読み取る。やはりこの男は君が金貨を支払わなかったように憤慨しているようだ。また、この男はこの像に心酔していることも明らかになる。さて、君が呪文と唱えている間にも、ますます雰囲気は悪くなる。君は彼らを諌めて金貨1枚を支払うことにするか(262へ)、それとも金貨3枚を支払うか(301へ)?あるいは、粘膜の呪文を唱えてもいい(205へ)し、変身の呪文を唱えてもいい(15へ)。

247

君は赤い液体を取り出し、一気に飲む。もしかしたらこの液体には、透明の魔法を打ち破る不思議な効果があるのではないかと思って。しかし、それは大きな思い違いだった。この中身はなんてことはない、ただの毒だったのだ。少し飲んだだけなら体力点を失うくらいですんだだろうが、一気飲みしてしまっては君の命はない。すぐに君の体を毒が回り、君はその場に崩れ落ちる。クランバーは君が突然自殺をしたことに、少し驚きつつ、君をあざ笑う――

248

扉の先は赤い土と黒い土が市松模様に敷き詰められただけの殺風景な部屋だった。部屋の左側には扉がある。さて、君は床の模様など気にせず、最短距離を突っ切って扉に向かうか(16へ)、それとも赤い土だけを踏んでいくか(407へ)?それとも黒い土だけを踏んでいくか(381へ)?

249

お化けトカゲにとどめの一撃を食らわせると、やつはまるで雲のように立ち消えてしまった。あとには静寂が残り、君は部屋にただ一人立ち尽くす。この部屋に君の興味を引くものは何もないし、新しい扉もない。さて、君は羅針盤を持っているか?持っているなら455へ。持っていないなら133へ。

250

刀鍛冶は君から短剣を受け取ると、研磨機に刀をかける。さび付いていた剣は見る見るうちに鋭くなっていく。10分もすると彼は顔を上げ、君に一仕事終えた顔で満足げに剣を渡す。剣の切っ先はぎらぎらとぎらついており、君の顔が剣の表面に反射する。この剣を今後戦闘の最中に使えば、自動的に敵の体力点から6点を奪える。ただし、使えるのは1回だけだ。君は刀鍛冶に礼を言うと、短剣を差して再び先に進む。383へ。

251

魔法はたちまち効果を発揮し、ドラガーは手にしていた棍棒をふたたび置いた。
「なんだ、主人に会いに来たのか?主人はこの先の部屋にいる。あの扉の先だ」
ドラガーは君が入ってきた扉とはまた別の扉を指差す。
「悪いが、俺はこのスープを見張っていなきゃならないから、会いたいのなら一人で会いに行ってくれ。ご主人は短気だから、くれぐれも怒らせないようにな」
君はドラガーに礼を言うと、魔法の効果が切れる前に教えられた扉に入る。31へ。

252

君は魔法を唱えて空高く浮かび上がり、銅像の真上を通過する。銅像は相変わらずまがまがしさを放っているが、結局君に対しては何もしてこない。君はそそくさと銅像を離れる。しばらくすると魔法は解け、君は再び地上に舞い降りる。375へ。

253

君は扉をノックする。中から返事がし、扉が開いた。君は出迎えに来てくれた小柄なめがねを掛けた男に挨拶をしつつ、部屋の中を見渡す。家の奥にはアーチがあり、その奥には書斎らしき部屋が見て取れる。家の中も外観同様に小奇麗にされており、ここに住む住人の性格がうかがえるようだ。小柄な男は自分がこの街の貴人、ハマーだと名乗り、君に何か用があるのかと尋ねる。君は正直にこの男に冒険の目的を話し、クランバーの情報を教えてほしいと頼むか(450へ)、それともそのことは内緒にして、自分はこの街の混沌を正したいので力を貸しくれと頼むか(399へ)?

254

君が魔法を唱えると、君の目の前に君よりもいくら変えの低いゴブリンが現れた。君はゴブリンに馬を止めるように命令する。ゴブリンは勇敢に馬に立ち向かっていくが、体格で勝る馬はゴブリンをあっさりと吹き飛ばす。しかし、ゴブリンが馬の時間稼ぎをしてくれたおかげで、君は間一髪のところで馬の体当たりをかわしきる。馬は君の事など気にも留めていない様子で、そのまま君が来た方角へと走り去っていく。君はその様を見送ると、改めて先に進む。472へ。

255

男は君が指輪をしているのを見ると、満足げに頷く。「なんだ、その指輪をしているということは、貴様は私の奴隷になりたいのだな。よし、それならばそうしてやろう」男が指をぱちんと鳴らすと。君の体から力が抜ける。君の中から意志というものが消えていき、君は抜け殻になってしまう。君は死ぬまでこの男の部下として、忠実に働いていくことだろう……

256

君が魔法を唱えると、君の目の前にはたくましい巨人が会われた。君が巨人に命令すると、巨人は大きく頷いてクランバーに向かっていく。しかし、次の瞬間クランバーも巨人より一回り小さいオーガーを呼び寄せる。彼もまた召喚の魔法の使い手なのだ。
「お前だけがその魔法を使えると思うな!」
クランバーはオーガーに君の巨人をやっつけるように命令する。巨人とオーガーを戦わせよ。

君の巨人 技術点9 体力点9
クランバーのオーガー 技術点8 体力点 12

君の巨人が負けたら、君が戦闘を引き継ぐこと。君か君の巨人が勝ったら144へ(君の巨人がまだ生きていても、それは消えてしまう)。

257

太った男は大きくうなづき、いったん席を離れ、小さな小瓶を持って戻ってくる。男は君にそれを飲むようにすすめる。君がそれを飲み込むと、たちまち先ほどの戦闘で受けた傷が癒えていく。君は体力点、技術点を原点にまで戻すことができる。君は太った男に礼をいう。太った男はこれからもこの闘技場のチャンピオンとして頑張ってほしいと頼み込むが、君には別の使命がある。君がそのことを告げても太った男はしばらく食い下がったが、やがてあきらめる。君は太った男に別れを告げて、先に進む。341へ。

258

男は君についてくるように命令すると、君の少し前を歩き出す。君はこのままついて隙をうかがうか(167へ)、それとも今すぐ男の背中にけりを食らわせ、相手が転んでいる隙に逃げるか(465へ)?

259

スープはまるで苔が入っているかのような汚らしい色をしているが、以外にも味はあっさりとしていて悪くない。君はスープを何度もお玉で掬って流し込む。体が温まったので体力点を3足せ。十分に満足したら、先ほど見つけた扉からこの家のさらに奥深くへ進め。31へ。

260

君の呪文にクランバーは目を押さえて転がりまわる。どうやら聞いているようだ。しかし、君が切りかかろうとしたまさにそのとき、やつは間一髪のところでそれをかわすと空中に浮かび上がり始めた。どうやら浮遊の術を使い、盲目の魔法が切れるまで時間を稼ぐ作戦のようだ。クランバーは天井にぴったりと張り付く。剣を振り回してもクランバーには届かない。さて、君は木の棒を持っているか?持っているなら456へ。持っていないなら、君はなす術なく盲目の魔法が切れるまで時間を稼がれてしまう。144へ。


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